英語を「聞き流す」ことで、自然と身についていくという学習方法を試したことがある人は多いのではないでしょうか。
子どもが母国語を理解する中で、言葉を聞き続けていることによって語学を獲得していく…という考え方のもと、「聞き流し」を目的とした英語学習教材もあります。
しかしその一方で、英語の聞き流しは効果がないと感じている人もいるようです。
本記事では、英語を聞き流すことで本当に英語力は身につくのか、その場合どのような聞き流しが効果を発揮するのかなど、「聞き流し英語学習」について詳しく掘り下げています。
1. 英語の聞き流しは意味がある?ない?
英語の「聞き流し」は、集中していない状態でなんとなく英語を聞き続けている状態を指します。
例えば、通勤・通学の途中で英語のラジオを聞いたり、洋楽を聞くのもある意味英語の聞き流しをしているといえるでしょう。
もちろん英語教材をなんとなく流しているのも、聞き流しのひとつです。
英語の聞き流しは効果がない?!
結論からいうと、英語の聞き流しは、効果がある人もいれば、ない人もいます。
効果がある人は、「聞き流す英語を理解する英語力がすでにある」人です。
一定の英語力がある人ならば、英語の聞き流しによってリスニング力を高める効果が期待できます。
では、聞き流しに効果がない人は、なぜ英語力が身につかないのでしょうか?
2. 聞き流しではリスニング力が身につかない理由
聞き流し英語学習を実践していても、効果が感じられない理由として、以下の3点が挙げられます。
・英語の発音の理解不足
・聞き流しだけで、アウトプットできていない
語彙・文法の理解が不足している
語彙や文法力が不足していると、英語を聞き流していても何を言っているかはわかりません。
基礎となる英語力が身についていないと何と言っているかが理解できないので、結果リスニング力も向上しないのです。
英語の聞き流しは、その内容を70%程度理解できていることが前提で、聴き流すことによってさらなるリスニング力をつけ、100%理解する方法に適しています。
自分の英語力よりも高いレベルの英語を聞き流している場合には、リスニング力の向上は期待できないかもしれません。
逆に考えると、自分の英語レベルに合った英語を聞き流していれば、そこからのリスニング力向上は期待できます。
英語の発音の理解不足
発音の理解不足も、語彙・文法の理解不足と同様で、発音がわからないと英語の意味を理解することができないため、リスニング力向上につながりません。
しかし、自分の英語レベルに合った英語の聞き流しであれば、発音を理解できてリスニング力の向上が期待できるかもしれません。
多くの場合、英語力を高めようとする人は、自分の英語力よりも高いレベルの教材を用いる人が多いです。
聞き流しも同様で、自分のレベルに合った英語音声でないと、英語力向上にはつながらないのです。
聞き流しだけで、アウトプットしていない
英語力の向上には、インプットとアウトプットのバランスがとても大切です。
いくらたくさんの英語を耳で聞いても、実際に自分で発音しなければそのフレーズを完璧に身につけることができません。
聞き流しの場合、当然ながら聞くことがメインとなってアウトプットの機会が激減しますので、英語力の向上効果が見られない場合があります。
聞き流しはアウトプットできない環境でもリスニング力を鍛えるトレーニングができるというメリットがありますので、意識的にアウトプットの時間を設けることが重要です。
3. 聞き流しで英語のリスニング力を高める3つのポイントと方法
聞き流しでリスニング力の向上が見られないケースがある反面、リスニング力アップの効果が出る人もいます。
リスニング力を高めるために抑えておきたいポイントを、以下に3点ご紹介します。
語彙力:気になった単語・フレーズを調べる
聞き流しをしていてわからない単語やフレーズがあった場合、その意味を調べて理解し、語彙力アップを目指しましょう。
このとき、聞き流しをする際には字幕がついているアプリや、スクリプト(台本)のある教材を選ぶことで、単語をすぐに調べることができます。
特に発音の理解が乏しいと、単語自体を調べることができないので、字幕やスクリプトは必須です。
発音の理解 :シャドーイング
「シャドーイング」とは、発音を聞いたあと真似をしてアウトプットする英語学習方法です。
中学生の英語の授業では、先生が発音した後にならって発音していたかと思いますが、あの練習がシャドーイングになります。
英語学習の基本なので、聞き流しとシャドーイングを並行して行うことで同時にアウトプットでき、英語力の向上につながります。
聞き流し以外の勉強と併行:アプリ、ツールの活用
英語の聞き流しは、状況に応じてリスニング力の向上効果が期待できます。
しかし、先にも触れていますが英語学習は、インプットとアウトプットのバランスがとても重要です。
より効率的に英語力を高めるために、そこで、聞き流しと並行してプラスアルファの英語学習を取り入れることをおすすめします。
聞き流しは、アウトプットできない環境でも行うことができるのがメリットなので、ほかの英語学習はアウトプットを意識した学習方法を取り入れるのもよいでしょう。
ほかには、聞きながずに集中してヒアリングする学習方法を合わせてもよいと思います。
聞き流しのレベルを上げられるよう、語彙力や文法の学習を行うのもおすすめです。
4. 英語聞き流しアプリ・学習ツールおすすめ6選
聞き流しをするなら、字幕やスクリプトがある英語を聞くのがマストです。
また、聞き流しと並行して別の英語学習を実践することで、より効率的な英語力向上が期待できます。
以下に、聞き流しにおすすめのアプリや、並行して行う上でおすすめの英会話教材を、6選ピックアップしてご紹介します。
②バイリンガルニュース
③Bloomberg
④All Ears English
⑤BBC iPlayer Radio
⑥ケンドラ・ランゲージ・スクール
①VRスマート・チューター
「VRスマート・チューター」は、VR機器を装着して、AIを相手にレッスンを行う英会話教材です。
こちらの教材は、より効率的にビジネス英語を習得したい人に向けて、カリキュラムが組まれています。
AIとコミュニケーションを取りながら、実際に発音することで、インプットとアウトプットのバランスを取りながら英語力を高められる教材です。
VRスマート・チューターの素晴らしい点は、より実践向けの英会話力を身につけられること。
一言でビジネス英語といっても、そのシチュエーションはさまざまです。
英語で取引先と折衝するのか、英語圏の同僚とコミュニケーションを取るのかなど、その人それぞれに必要とする場面での会話内容は変わってきます。
VRスマート・チューターは、必要とする場面に応じたカリキュラムでレッスンを進めることができるので、すぐに使えるビジネス英会話を身につけられるのです。
また、英会話教室のようにレッスンスケジュールが決められていないので、いつでも自分の好きなときにVRを装着してレッスンが可能。
AIが相手なので気兼ねすることなく、いつでも気になったフレーズを繰り返し練習したり、思い切り発音できるので、アウトプットにも身が入ります。
聞き流しと並行してアウトプットを重点的に行いたい人に、ぴったりの教材です。
②バイリンガルニュース
「バイリンガルニュース」は、2人のMCが旬な話題やニュースを日本語と英語で紹介しながら話し合うアプリです。
取り上げられるテーマはとても幅広く、興味を持って聞くことができるテーマが見つけやすいほか、カジュアルな雰囲気で聞くことができるので、聞き流しに適しています。
こちらの音声はアプリで聞くことができるほか、ポッドキャストで視聴することも可能。
さらに有料で、各番組のスクリプトを見ることもできます。
毎週木曜日に新しい話が更新され、次の土曜日にスクリプトがアップされるという流れです。
最初から3話目までのスクリプトは無料で見ることができるほか、有料プランの「2週間無料お試し体験」があるので、ぜひ利用してみましょう。
スクリプトは、1話ごとに120円から見ることができるほか、月額240円で見放題のプランもあります。
また、月額360円の宿題プランを利用し、各エピソードの質問に答えることで、自分の理解の度合いを確認しながら楽しく学習を進めることもできます。
③Bloomberg
「Bloomberg」は、アメリカのビジネスや経済に関する総合メディアで、雑誌も刊行されています。
Bloombergは24時間経済や金融の話題を放送しているアプリがあるほか、同じくラジオアプリもあるので、ビジネス英語を身に着けたい人の聞き流しにおすすめです。
ちなみにBloombergはYouTubeでのライブ配信もあるので、旬なニュースを英語で視聴したい人は、こちらも利用してみるとよいでしょう。
④All Ears English
英語レベル中級以上の人には、「All Ears English」がおすすめです。
All Ears Englishはポッドキャストで配信されている番組で、4人のネイティブが交代で、あるテーマに関する英語表現について、英語でトークしています。
ネイティブの会話なのでかなりテンポが早く、中級者でも聞き取りにくいと感じる人もいるようですが、スクリプトがあるので単語やフレーズの理解には困りません。
スクリプトの入手については、初回は無料、その後は週7ドル弱で毎週入手できます。
ネイティブ同士の会話なので英語レベルは高いですが、会話のテンポがよく、楽しく聞くことができるため、聞き流し教材として愛聴している人はとても多いです。
また、週4回と更新頻度が高いので、頻繁に新しいテーマの英語を聞くことができ、飽きずに続けられます。
⑤BBC iPlayer Radio
「BBC iPlayer Radio」は、イギリスの国営放送「BBC」が提供しているアプリです。
実際の放送を、無料で聞くことができます。
BBC iPlayer Radioのメリットは、アプリをダウンロードすれば、会員登録などをせずにすぐ聞くことができる点や、ラジオとしてきちんと作られた音声なので、音がクリアで聞きやすいという点が挙げられます。
ほかにも、プロのアナウンサーが話しているので、発音が聞き取りやすいこと、また音声だけなので通信量がそれほど大きくなく、パケット通信料が気にならない点も、おすすめの理由です。
⑥ケンドラ・ランゲージ・スクール
「ケンドラ・ランゲージ・スクール」は、英語学習をしたい人に向けてコンテンツを配信しているYouTubeチャンネルです。
ケンドラ・ランゲージ・スクールの特徴は、英語だけでなく世界の言語学習コンテンツを配信している点。
再生リストを見ると、スペイン語や日本語、韓国語など、さまざまな言語のコンテンツをわかりやすく視聴できるようになっています。
アウトプット向けのコンテンツも配信していますが、聞き流し向けの動画も多いので、用途に合わせて使い分けられるのもポイントです。
5. 継続することが英語耳を作る
英語学習は、例えば週に1回数時間集中して行うよりも、毎日30分でもいいので継続して行うほうが、英語が身につきやすいです。
多くの勉強は継続が重要だとされていますが、中でも語学は継続が要となります。
毎日継続して取り組む
英語の聞き流しは、毎日継続して取り組む上でおすすめの学習方法です。
ただ流しておけばよいので、テレビをつけている感覚で英語を流すだけで、その人の英語レベルに応じて一定のリスニング力を身につけることができます。
聞き流しは、英語学習の中でも特に継続が重要となる学習方法です。
集中して聞くわけではないので、数回聞いた程度では英語は身についていきません。
毎日継続して聞き流すことで、自然単語やフレーズが頭に染み付いていきますので、欠かさず取り組むように心がけましょう。
毎日英語に触れる環境にする
英語耳をつくるには、毎日英語に触れる環境づくりが重要です。
聞き流しもそのひとつですし、意識的に英語字幕で映画を観たり、洋楽を聞くなど、毎日できるだけ多くの英語に触れる環境をつくることで、耳が自然と英語に慣れていきます。
聞き流しのように、集中して聞かなくても続けることで英語耳に近づけますが、たまには単語や発音を意識して聞くことを心がけると、より早く英語耳に近づけます。
聞き流しをしている最中にも、気になるフレーズがあったら意識的に聞いてみる。
なんとなく気が向いたらシャドーイングをしてみるなど、聞き流しの合間にいろいろな学習方法を取り入れることで、さらに効率よく英語耳を作れるでしょう。
6. 楽しく英語学習を継続するなら「VRスマート・チューター」がおすすめ
英語力を身につけるには、継続した学習が不可欠です。
では英語学習を継続させるためには何が必要かと考えたときそれは「楽しみながら学べること」なのではないでしょうか。
どんな勉強でも、つまらないと思いながら学んでいては身につきにくいですし、継続が必要でもすぐに飽きてしまいます。
自分から「今日も頑張ろう」と思えるような学習方法であれば、自ずと体が動きますし、効率的に頭に入っていきます。
今回ご紹介した聞き流しのほかにも、英語学習にはいろいろな方法があります。
その中で、楽しみながら学習を継続するには、「VRスマート・チューター」がおすすめです。
VRを装着すると、舞台は海外のオフィスに。
AIを活用した外国人の取引先や同僚と、さまざまなコミュニケーションを取りながら英語を発音していくカリキュラムは、これまでにない新しい英語学習方法です。
VRというツールが英語学習をより楽しいものにしてくれるので、効率的に英会話力が身につきます。
いつでも、すきま時間を使ってマイペースに学習を進められますし、発音だけでなくコミュニケーション力も評価してくれるので、英会話に必要な幅広い要素を磨くことができる点も魅力です。
10日間の無料体験プログラムでは、実際のレッスンとまったく同じカリキュラムを体験できますので、ぜひ試してみてください。
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